成果報酬型求人のデメリットとは?料金体系や採用方法について解説!

採用活動の際に、求人広告を出す企業は多くありますが、自社に適したタイプの求人でなければ、期待どおりの効果が得られないかもしれません。 成果報酬型求人は、初期費用も必要ないので、選択肢に挙がりやすいのではないでしょうか。しかし、成果報酬型求人にはデメリットもあります。デメリットを把握しないまま求人を出してしまうと、コストばかりが膨れ上がることも考えられます。 本記事では、成果報酬型求人のメリットやデメリットを紹介します。広告掲載型求人との違いも解説するので、参考にしてみてください。

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成果報酬型求人を利用するデメリット

成果報酬型求人とは、求職者から応募があった場合や採用が決まった場合に成果報酬として手数料を支払う求人媒体のことです。応募者または採用決定者がひとり決まるごとに成果報酬を支払う仕組みになっています。そのため、求人広告を掲載するだけでは費用は発生しません。

広告掲載だけなら費用が発生しないので、無駄な出費がないことが魅力ですが、その反面デメリットも存在します。ここでは、成果報酬型求人を利用するデメリットを紹介します。デメリットを考慮したうえで、利用を検討しましょう。

大量採用には向いていない

大量に人材を確保するとなると、採用した全員分の報酬を支払う必要があるため、採用コストが膨らんでしまいます。

例えば、ひとり採用した場合に1万円の手数料が発生する場合、10人採用すれば10万円のコストが発生することになります。

また、離職率の高いところだと何度も採用と離職を繰り返し、そのたびに手数料を支払うことにもなりかねません。

多くの人材を採用したい場合は、広告掲載型を利用するほうが費用を抑えられるでしょう。

費用を考慮していると採用ハードルが高くなる

費用対効果を重視してしまうと採用ハードルが高くなり、採用しづらくなってしまいます。

先述のとおり、離職率が高い職場が成果報酬型で求人を出すと、せっかく採用できてもすぐに離職され、再度求人広告を出さなければならないことになります。そうなると、さらに採用コストは膨らむでしょう。

そのことを考えると、応募者が集まっても「この人を採用すると〇万円の費用が発生するのか」などと考えてしまい、なかなか採用に踏み切れないということがあります。

採用までに時間がかかることもある

成果報酬型求人は初期費用がかからないため、広告宣伝費を確保しにくく集客力が弱い傾向にあります。

そのため、求人広告を掲載しても応募が全然来ないといった事態も起こり得ます。場合によっては数週間〜数ヵ月ほど応募者が集まらないケースもあるため、急いで人材を確保したい場合も、成果報酬型求人が適しているとはいえません。

求人原稿は自社で作成しなければならない

一般的に成果報酬型求人は、自社内で求人原稿を作らなければいけません。

掲載する内容によって応募者の獲得も左右されるため、原稿の作成はハードルの高い作業といえるでしょう。文章を考えるだけでなく、社内の雰囲気がわかるような写真を用意する必要もあります。

求人原稿を作成するノウハウを自社でもっていれば良いのですが、ノウハウがない場合に、1からターゲット層に響く文章を用意するのは、難しいものです。

求人広告を出してからも時間がかかる可能性もありますが、求人を出す準備に時間がかかることになるかもしれません。時間的なコストを考えても、成果報酬型求人は適していないといえるでしょう。

成果報酬型求人にはメリットもある!

成果報酬型求人のデメリットを紹介してきましたが、もちろんメリットも存在します。ここからは、成果報酬型求人のメリットを、3つ紹介していきます。

初期費用が発生しない

「求人広告を掲載して応募が来なかったらどうしよう」「応募者が来ても、採用まで辿り着けなかったらどうしよう」と不安を抱える企業でも、初期費用がなければ参入するハードルは低くなります。

また、求人広告を掲載してみて、ターゲットとなる人材から求人応募が来るかどうかも見極めることも可能です。無料で求人を掲載できるため、応募がなくても赤字になるリスクは抑えられます。

掲載期間の制限がない

成果報酬型求人には、掲載期限が設けられておらず、いつまでも求人を掲載できます。そのため、時間をかけて採用活動を行いたいときに向いています。

例えば、「自社の経営理念に共感してくれる優秀な人材を2人確保したい」と考えた場合、じっくりと応募者と向き合うことが必要となります。

採用に至るまでに時間がかかりそうだと判断できる場合は、成果報酬型が向いているといえるでしょう。

採用数が少なければコストを抑えられる

先述したとおり、成果報酬型求人は求職者から応募があった場合や採用が決まった場合にのみ費用が発生します。

ひとりの人材を確保した場合は、ひとり分の費用しか発生せず、無駄が生じません。少人数をじっくり採用したい場合は、成果報酬型求人を活用すると良いでしょう。

成果報酬型以外に広告掲載型の求人を使う方法もアリ!

成果報酬型求人には適していないと判断した場合には、広告掲載型求人を利用するのがおすすめです。ここでは、広告掲載型求人の詳細やおすすめの媒体を紹介します。

広告掲載型の求人とは

広告掲載型求人は、求人広告の掲載に対して費用が発生します。これは成果報酬型求人との大きな違いです。費用は掲載期間や掲載場所、広告の大きさなどで変化するケースが多いです。

そして、広告掲載型求人は掲載料のみしか費用が発生しないことが多く、ひとり採用した場合も、10人採用した場合も掲載料は変わりません。採用人数を増やすごとに採用単価を下げられるので、採用人数が多いほどお得なタイプの求人です。

何人採用しても広告掲載にかかる費用は変わらないため、「とりあえず採用してみよう」といった試みもできるでしょう。

社長メシならイベントや動画掲載でスムーズな採用活動を実現!

広告掲載型求人の導入を考えているのであれば、社長メシがおすすめです。社長メシは、企業と求職者の双方向でオファーを送り合える採用マッチングアプリです。イベント情報や動画を掲載することで自社の魅力を伝えることができ、自社に興味や関心のある人材からオファーが届きます。

また、社長メシは一律料金で活用できるため、採用コストを抑えたい企業にもおすすめです。社長メシのプランは、以下のように設定しています。

プラン名

料金

オファー機能

採用制限

イベント開催枠

イベントプラン

60万円/1年

×

無制限

6回

学生オファープラン

100万円/1年

〇(100枠)

4名

6回まで

23卒オファー代行プラン

50万円(2023年3月まで)

〇(100枠)

無制限

4回まで

中途オファー代行プラン

120万円/半年

〇(100枠)

無制限

6回まで

中途オファープラン

100万円/半年

〇(100枠)

2名まで

6回まで

中途成果プラン

10万円/半年

×

無制限

10回まで

なお、気になる人材に対して企業からオファーを送ることも可能です。オファーを受けた学生とは、食事会やオンラインなどで交流を深められます。自社のビジョンや考え方に共感してくれる人材を見つけたい場合は、ぜひ社長メシの利用を検討してみてください。

まとめ

成果報酬型求人とは、成果が発生するたびに費用が発生する求人媒体のことです。メリットだけではなくデメリットも考慮したうえで、活用を検討しましょう。

また、求人媒体は成果報酬型のほかに、広告掲載型も存在します。広告掲載型は成果報酬型とは異なり、掲載料が発生する仕組みです。一律料金の場合が多いため、多くの人材を確保したい場合でもコストを抑えられるでしょう。

それぞれの媒体の特性を理解して、活用する方法を検討してみてください。