企業側がインターンシップの内容を決める流れ!準備のポイントも紹介

優秀な人材の確保や人材育成で欠かせないのがインターンシップです。しかし、どのような内容で開催したらいいのか、悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。 この記事では、どのようにしてインターンシップの内容を決めるべきか、流れや準備のポイントを解説します。

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インターンシップの内容にはどんなものがある?

インターンシップの内容は、大きく3つの種類に分かれます。ここでは、それぞれのインターンシップの内容について詳しく解説します。

会社説明・セミナー型

会社説明・セミナー型は1日のみ行うもので「1dayインターンシップ」とも呼ばれます。人数を限定せず手軽に開催でき、一度に多くの学生と接点を持てるのが大きなメリットです。自社を手っ取り早く認知してもらうのには有効な方法といえます。

しかし、企業から学生へ発信するだけの一方的なものになりやすく、学生の本質を見極めるのは難しい点がデメリットです。

また会社説明だけで終わってしまえば、インターンシップの本来の目的である就業体験ができず、学生側としても満足のいくものにはなりません。

企業側・学生側の双方が満足のいくインターンシップにするためには、スムーズな進行や企画力などが重要です。

プロジェクト型

プロジェクト型は、商品開発や新規事業の提案など、実際にプロジェクトに参加してもらうタイプのインターンシップです。

少人数のグループを組み、ディスカッションやディベートに参加してもらい、学生の発信力や伝達力を中心としたコミュニケーション能力を見極めます。

会社説明・セミナー型のインターンシップよりも選考の難易度は上がり、参加できる人数も限られているのが特徴です。学生側はプロジェクトの理解や業務の流れを知ることができ、企業理解を深められます。

就業型

就業型は、学生が一定期間企業で働くタイプのインターンシップです。紹介したインターンシップの中でも長期型に分類され、給料も発生します。

実際に社員の一員として働いてもらうことで、学生の意欲や適正、能力を総合的に見極められるのが大きなメリットです。インターンシップに参加した学生を採用すれば、入社後はスムーズに業務へ取り掛かれます。

学生側としても、業務内容や職場の雰囲気など、入社前に企業理解を深められるのが利点です。しかし、学生が失敗しないようにフォローしたり、研修体制を整えたりなど、企業側の負担は大きくなります。

インターンシップの企画を作成する流れ

無計画にインターンシップを実施しても、求めている人材を効率的に集めるのは困難です。インターンシップを成功させるためにも、流れとポイントを把握しておきましょう。ここでは、インターンシップの企画作成の流れを紹介します。

ターゲットを設定する

インターンシップの企画を設定するうえで、まずはどのような学生を採用したいのか、ターゲットを明確にすることが大切です。そのためには、採用目的と採用目標を確認する必要があります。

採用目的・採用目標の具体的な例としては、以下のとおりです。

●採用目的

5年後の売上を10%上げる

●採用目標

営業社員を10名以上確保しなくてはいけない

上記を踏まえた上で、どのような人材が欲しいのかを明確に決めます。例えば、以下のように具体的に言語化します。

・アルバイト等で接客業を経験しており、コミュニケーション能力に長けている

・システム開発の知識に精通しており、責任感の強い人

具体的であればあるほど、採用したい人物像をイメージしやすくなります。

ターゲットに伝えたい自社の魅力を絞り込む

ターゲットが決まったら、自社の魅力を絞り込むステップに入ります。まずは自社の魅力・強みが何なのか洗い出してみることが大切です。事業内容や社風、将来性など、さまざまなカテゴリーの中からライバル企業に負けない強みを見つけてみましょう。

そしてターゲットが魅力に感じるような強みを予想します。ターゲットの目線に立ち、「〇〇学部であれば、〇〇事業に関心がありそうだ」など、自社の事業とターゲットとの接点を考えてみましょう。

インターンの形式や内容を決定する

次にインターンの形式や内容を決めます。インターンシップには「短期・1日のみ」「中期(1週間〜1ヶ月)」「長期(数ヶ月〜半年)」と大きく3つに分類できます。

短期・1日のみであれば、会社説明・セミナー型やワークショップといった内容になるでしょう。中期であれば、本格的な課題に取り組むワークショップ、長期であれば就業型のインターンシップのようになります。

このように実施する期間を考慮して、ターゲットとなる人材を集められそうな内容、学生の満足度が上がるような企画を作りましょう。

インターンが開催される季節も考慮しよう!

インターンが開催される時期は大きく分けて夏と冬です。開催時期によって組める内容も異なるため、季節を考慮したインターンの内容を構築しておきましょう。

ここでは、インターンが開催される季節別に特徴を紹介します。

サマーインターン

学生の長期休暇に合わせ、7〜9月に実施されるのがサマーインターンです。各企業によってインターンの内容はさまざまですが、長期間実施できることから、業務内容に踏み込んだ実践的なプログラムが多い傾向にあります。

就職活動に向けて業界研究・企業研究をしたい学生が集中しやすいため、多くの学生に企業の認知度を高めてもらうチャンスです。就業型のインターンシップにより、企業側・学生側にとって充実度の高いインターンシップにできるでしょう。

ウィンターインターン

10〜2月までに実施されるのがウィンターインターンです。1週間に満たない短期の募集が比較的多い傾向にあります。そのため、プログラムも業界・企業研究につながる説明会がほとんどです。

就業型で実務経験を積むというよりは、「自社のことを認知してもらいたい」という企業におすすめの時期といえます。

またウィンターインターンでは入社も視野に入れた学生が参加するケースも多いため、選考に直結するプロジェクト型を実施するのもおすすめです。エントリー意欲を掻き立てられるような魅力的なコンテンツを用意すると良いでしょう。

サマーインターンシップで獲得したインターン生をウィンターインターシップにつなげられるようにすることで、自社を理解した応募者を集めることが可能です。

インターンシップの準備をするときのポイント

インターンシップを実施するうえで、入念に準備をしておくことが大切です。準備を怠れば、「コストや手間がかかっただけで十分な成果が得られなかった」という事態になりかねません。ここでは、インターンシップの準備ポイントを紹介します。

インターンシップの目的を明確にする

インターンシップの目的には、「人材の発掘」「人材育成」「離職防止」の主に3種類あります。この3つの目的のうち、企業が重視する目的を明確にすることが大切です。

優秀な人材の発掘を目的とするなら、多くの学生が集まりやすい企業説明・セミナー型を中心に行う必要があります。

人材育成においては、入社後に戦力となるよう就業型のインターンシップを組むのがおすすめです。離職防止が目的なら、企業理解度を高めてもらい、ミスマッチを防げるような内容にしなくてはなりません。

このように、インターンシップの目的を明確にすることで組むべき内容が決まります。

トラブルを想定してリスク管理を行う

インターンシップでは何かしらのトラブルが起こることを想定し、リスク管理を徹底することが大切です。就業型のインターンシップでは、実際に学生が社員の一員として働きます。その際に企業秘密や個人情報が知られてしまうことは多いです。

情報が漏洩して企業側に大きな損失が起こる可能性はゼロではないため、きちんと誓約書を取り交わし、情報管理体制を万全にしておく必要があります。ほかにも学生がミスをしないようフォロー体制とプログラムを整え、万全な状態で迎えてあげるようにしましょう。

まとめ

優秀な学生を集めるためには、インターンシップの目的を明確にし、きちんと準備をしておくことが大切です。そして企業側・学生側の双方が充実したインターンシップになるよう、プログラムを構成しましょう。

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