体育会系の学生を確保できる採用手法とは?3つの採用のコツを知ろう!

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体育会系の学生を採用するメリット・デメリット

体育会系の学生を採用すると、企業には多くのメリットがありますが、注意すべきデメリットもあるため、それぞれ具体的に解説します。

メリット

体育会系の学生を採用すると、以下のようなメリットを享受できます。

チームワークを大切にしながら働ける

企業が成果を高めるためには、個人の能力だけではなく組織としてのチームワークが重要です。

体育会系の学生であれば、チームワークの大切さが身についており、広い視野で組織内での立ち回りをすぐに理解できるでしょう。

団体競技ではチームで協力し支え合う精神が不可欠ですので、仕事にも活かせる経験を多く積んでいます。

個人競技であっても、集団で練習し切磋琢磨する経験や、団体として行動しお互いをサポートする関係性など、チームワークの重要性を身につけるための経験は豊富です。

そのため、部署やプロジェクトなどさまざまな組織でチームワークが求められる仕事でも、早い段階で力を発揮できるでしょう。

勝負心がある

より良い成績を出すためには、社内のライバルや競合他社に勝ちたいという気持ちが必要になります。

勝つことへのこだわりは、目標意識や成長を促すために重要な要素であり、製品やサービスを向上するうえでは欠かせません。

体育会系の学生は、勝負の世界で結果にこだわり、勝つための努力を続けてきた人材です。

成果が求められ続ける会社にとっては、すでに勝負の厳しさを知っていることは大きな強みとなり、企業が成長するためにも必要な人材といえるでしょう。

企業コンプライアンスやルールを守れる

スポーツマンシップという言葉があるように、競技者は礼儀や相手を思いやる精神が育まれており、社会で重視されるコンプライアンスやルールを守る意識が高いです。

体育会系の学生は、日々の生活の中で上下関係や集団での規律を遵守する必要があり、スポーツのルールだけではなく、社会的な礼儀も大切にする姿勢が身についています。

現代は、特に企業コンプライアンスに厳しく、社員の態度によって会社が信頼を失うことも少なくありません。

コンプライアンスを守れない企業は、当然ながら経営としても危機的状況に陥りやすいです。

そのため、規律を守る習慣のある体育会系の学生は、安心して採用できる人材といえるでしょう。

挫折経験から立ち直る方法を知っている

仕事では、失敗や挫折を経験しながら少しずつ成長していくのが一般的です。最初からミスやトラブルがまったくないという人はいないでしょう。

そこで、社会人としての成長で重要になるのが失敗から学ぶ姿勢です。

挫折して経験したことを次回に活かす姿勢があると成長を見込めますが、ネガティブな方向に陥ると改善していくことができません。

これはスポーツの世界でも同じで、順調に成績や実力を伸ばす時期もあれば、スランプに陥ることもあります。

体育会系の学生は、挫折や失敗から立ち直る経験を積んでいるため、社会に出てからも課題を改善して成長し続けられる可能性が高いです。

デメリット

体育会系人材を採用するデメリットとして、以下の3つが挙げられます。

ルールやマニュアルを作るのが苦手

規律や礼儀を守る点に関しては強みのある体育会系の学生ですが、新しくルールを構築したりマニュアル化したりする作業は苦手な場合が多いです。

体育会系の学生は、厳しいルールに従い続ける必要があり、忍耐力や耐久力がある反面、新しく作り変えるという発想が乏しくなります。

そのため、新しい考えやマニュアルを最初から作り上げるなど、クリエイティブな発想や作業が苦手な学生は少なくありません。

上の意見を尊重しすぎる

体育会系の学生は、上下関係が厳しい世界で過ごしてきた時間が長いため、会社でも先輩や上司の意見を尊重することができます。

しかし、意見を尊重しすぎて、誤りや間違った情報があったとしても、「上の意見は絶対」という価値観で受け入れてしまうこともあるようです。

会社では、指摘や反対の意見を伝えることで、組織として成長する場合もあるでしょう。

上下関係を意識しすぎる傾向にある体育会系の学生は、自身の意見を発言しないタイプもいるため注意が必要です。

体育会系ならではの就活スケジュールを把握しなければならない

一般的な学生の就活とは違い、体育会系学生には大会や練習など過密なスケジュールが組まれています。

また、学校や競技によってもスケジュールは異なり、予定に合わせて採用活動を行わなければなりません。

さらに年度によっても大会などの日程が変わり、延期や中止なども発生するため、その都度スケジュールのチェックと柔軟な対応が必要です。

体育会系学生の採用を検討している場合は、スケジュールを把握してインターンシップなど採用活動のタイミングを合わせられるようにしましょう。

体育会系の人材を採用する手法

体育会系人材の採用でおすすめの手法を紹介します。

新卒紹介サービス

体育会系の学生を紹介できる就職エージェントを利用する方法です。

面接や説明会を実施する必要がないため、少ない工数で効率的に採用するにはおすすめの手法といえます。

ノウハウやコネクションがない企業でも採用につなげられますが、手数料が高くなりやすく、大人数の採用には向いていません。

インターンシップ

体育会系学生は大会や練習などのスケジュールで忙しいため、1日のみや短期のインターンシップを実施するのもおすすめです。

体育会系学生が参加しやすいように、スケジュールに合わせたインターンシップを実施することが重要となります。

ダイレクトリクルーティング

業側が、自社の条件に合う学生に直接アプローチする手法です。 SNSを利用する方法もあれば、専用のサービスを活用して効率的にアプローチする方法もあります。

気になる学生のみにコンタクトをとるため、効率良く採用活動を進められます。

体育会系の学生と多く接点をもつのであれば、採用マッチングアプリの「社長メシ」がおすすめです。

「社長メシ」では、体育会系の部活を支援していることから、多くの体育会系学生が登録しています。

企業はイベント情報を掲載できるためで、体育会系の学生を取り込みたいのであれば【体育会系学生限定!】と打ち出せば、学生からオファーが届き、効率良く母集団形成をすることが可能です。

オファーの中から気になる人材がいればイベントに招待できるので、自社にマッチする人材かどうか見極めやすくなります。

体育会系学生の採用を成功させるなら、ぜひ社長メシをご利用ください。

体育会系の学生をうまく採用するコツ

体育会系学生の採用は、一般の新卒とは異なるポイントに注意する必要があります。

採用スケジュールを調整する

体育会系の学生の多くは12月前後からオフシーズンに入ります。

この時期に冬のインターンシップを計画して、体育会系学生でも参加しやすいスケジュールに調整しておくことが大切です。

一般的に4月からは再び忙しい時期になるため、就職活動に割ける時間が少なくなります。

そのため、12月頃から4月までの期間に合わせて、企業側も採用活動を本格的に開始できるよう調整しなければなりません。

情報提供に力を入れる

体育会系学生は、普段の練習や大会などの多忙なスケジュールの中で就職活動を行う必要があり、少ない時間で情報収集しなければなりません。

そのため、部活動などで忙しい学生に対して、企業側が積極的に情報を提供することが大切です。

例えば、説明会などを録画して動画配信したり、SNSで定期的に発信したりと、学生がスキマ時間でも情報収集できるようにすることで、自社への関心を深めることができます。

また、現代はスマートフォンを活用して就職活動を行う学生が多いです。

スマートフォンでも見やすいように工夫することで、さらに効果的な情報発信につながるでしょう。

綿密なコミュニケーションで応募者を見極める

体育会系の学生のメリットやデメリットについては前述しましたが、すべての人材が当てはまるわけではありません。

当然ながら個性や特徴などはそれぞれ異なりますので、しっかりと見極めて選考することが大切です。

「体育会系だから忍耐力がある」など、イメージや雰囲気だけで判断するとお互いのミスマッチにもつながります。

まとめ

体育会系の学生は、チームワークや競争心、忍耐力や礼儀などの面で採用するメリットが多いです。

しかし、大会や部活動でハードなスケジュールが組まれているため、タイミングを把握した上で採用活動を実施しなければなりません。

また、体育会系というイメージだけで選考するとミスマッチの原因になるため、しっかりと個性や強みを見極める必要があります。